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蔵人日記

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第105回:給料日と焼酎

2007/03/06 11:39


       蔵の給料日は毎月5日です

    給料日には20日以上勤務すると「さつま大海」が2本

    20日未満の人は1本が支給されます。

   飲んべーの蔵人は2本貰う為に何が何でも頑張って

          20日出勤を目指します。

      .

        


    2本貰ったら顔が皆、ニッコリなります 。

      .

そして、この焼酎の詰口、レッテル張り等を

     されているのが元アイドル??勝手にCCガールズと

             名付けました

     .

     .

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写真を撮ると言ったらすぐに集まって来ました

       「キレイに撮って下さいね」

       「いや、それなりですよ」 

       そんなこんなで楽しくやっています。

  


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第104回:蔵人(久)

2007/03/03 14:09


        上仮屋(かみかりや)久(ひさし)

   勤続18年

  家族は奥さん(社内恋愛)と子供4人(女の子4人)

  全校生徒28名の小学校に子供4人が在籍する

   一大勢力である

  先日、「杜氏、今日の昼から帰っていいですか?」と言うので

  「帰ってなにするの」と聞いたら「家の手伝いです」

  彼の実家は、ミカン、さつま芋、米、大根等を作っている

  農家さんです。

  さつま芋は大海にも納入しています。

  そう言う訳で今日は彼が真面目にやっているか見に

  行って来ました。

  .

.      . ミカンハウス


       ハウスの中にはサワーポメロ、ポンカン、ボンタンなど等

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               お父さんと畑で高菜の収穫をやっていました。



    世間には娯楽の殿堂とか遊ぶ所は一杯ありますが

     こうして家の手伝いをする感心な蔵人、久君でした。



因みに私は休日は釣れもしない魚釣りと温泉三昧です。


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第103回:準備着々

2007/03/01 13:29


3月に入り農家の皆さんが忙しくなって来ました

ここ2,3日天気が良いので畑の耕運をやっています。



. このトラクターは約1千万円するらしい

    一方、2月に種芋を伏せ込んだビニールハウスでは

       去年より10日位早く芽吹きが始まりました



          


      今からハウスの中の温度管理をして

      4月の始めには芋苗を畑に移植します


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第102回:天の戸(3)

2007/02/21 16:26


天の戸の次世代を担う2人とマスコットガールのマサミちゃん

  そして、酒は飲まないけれど酒飲みの雰囲気が

 好きな猛さんが「かまくら」に連れて行ってくれました


      


「かまくら」は今から400年位前に水不足を解消する為に

        作られたのが由縁だそうです。

  当日はこの時期には珍しく小雨混じりの天気で

        観光客もほとんどいませんでした。


しかし・・・しかし。


.

         「入ってたんせ!!」

.

   

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      「かまくら」の中からの可愛い声につられて

 つい入ってしまい、甘酒をご馳走になってしまいました

   「かまくら」の中には甘酒、お餅などが準備してあり

        観光客に振舞われるそうです。

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「かまくら」を見終わって今度は皆で横手の町で飲んで

  回ったのですが、一軒のお店に大海の綾紫くじらが

         あったのには感激しました。

    .

そして、あくる日鈴木圭君が刈和野まで送ってくれたのですが

        途中、雲行きが怪しくなり夕方にはとうとう

         吹雪きになってしまいました

.

    

   .

          ホテルから見た雪景色

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今回も柿崎社長始め、森谷杜氏、蔵の皆さんには、暖かく

迎えて頂き、フライングした「あのひと」共々感謝で一杯です。

       有り難うございました

photo Tankus ゴンベー様


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第101回:天の戸(2)

2007/02/20 07:37


     昨夜はつい飲みすぎてしまいました。

天の戸の蔵人皆さん、まして柿崎社長まで忙しい中来て頂いて

       歓迎会を開いて下さった。

     2次会ではカラオケ有りで大いに盛り上がりました

さて、今日は飲みすぎた体にムチ打って研修をさせて頂きました。

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謎のマスクマン  .櫂入れの様子

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今年は暖冬で醪の温度が上がり例年より進みが早いと

森谷杜氏は話していらっしゃっいましたが

「いろんな気象条件でその年々の温度で酒造りをするのが杜氏の腕であって蔵の技術なんだ」

との話には納得・・・。

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蔵の皆さんと


当日はテレビの取材も入っていましたが天の戸の皆さんは

カメラに慣れていらっしゃって撮影もスムーズに進んでいました


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第100回:天の戸(1)

2007/02/19 16:30


       祝100回気まぐれブログ


        祝6回天の戸訪問

         朝、5時半に女房をたたき起こして・・・。

いや、起きて頂いてうす暗い中、鹿屋バスセンターに送って貰った。

主人が出かけるのに寝ているのがいた。


     ↓   ↓   ↓

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     爆睡中

.

鹿屋から鹿児島空港までバスで約100分。

       飛行機で羽田まで又、100分。

モノレール、電車を乗り継いで新幹線が210分


  新幹線から岩手山を望む

.

    又々電車で20分。そしてバスで30分

鹿屋を出てから約10時間の旅。

今年で6回目となりました。

雪が少ないと話には聞いていましたがホントに少ないです。

蔵に着くと森谷杜氏がすぐに迎えに来てくださり、 

蔵人の皆さんに挨拶し、そして

麹室、大吟醸の部屋を案内して下さった。


..


      蔵の香りは酒の味でもあるし香りでもある。

       つくずく感じた。

今夜はタップリ酒造りの話と、旨いお酒を飲ませて頂こう。


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第99回:研修に行ってきます

2007/02/12 10:28


明日から秋田県の浅舞酒造に研修に行って来ます



        そう言う訳でブログは当分お休み致します。


           来週には帰って来ますので

        研修の模様は少しずつUPしたいと思います

        宜しくお願いします。  (拝)

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第98回:春がやって来た

2007/02/11 14:29


暖冬、暖冬って言い続けて来たけど冬はもう終わってしまったみたいです。



今日の蔵の温度は25度、

このくらいの温度になると仕事着は半袖シャツで充分です


空を見上げると雲が全速力で駆け抜けて行きます




               


外に出かけると梅の花が満開でした。

冬が終わり、春が来ると芋造りの準備がそろそろ始まります。


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第97回:鑑評会

2007/02/10 14:27


2月9日に鹿児島県本格焼酎鑑評会の表彰式が鹿児島市内のホテルで行われましたので出席しました。

鑑評会には110醸造場から芋、黒糖、米、麦の焼酎247点の出品があり90醸造場156点が入賞しました。


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頭が・・・・。フラッシュが・・・・。位置取りが悪かった"^_^"


熊本国税局の三宅優鑑定官室長は総評で「出品酒はいずれも高い品質で原料特性が顕著なものを選んだ」と話された。



.当日は式に先立ち利き酒コーナーも設けられて

       大勢の焼酎蔵の方々が利き酒をされていました




昔はいつも運転手で式が終わると鹿屋まで帰っていたのですが

最近は市内に泊まって鹿児島で一番の繁華街「天文館」に繰り出して夜遅くまでドンチャン騒ぎをやっています。


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第96回:甘藷対策協議会

2007/02/08 16:45


数年前まではこのような会に出席する事はなかったのですが

4、5年前からの焼酎ブームで地元で栽培している、でんぷん用のさつまいもが、県内外の焼酎蔵からの買い付けに来るようになって、地元のでんぷん工場が操業できなくなってしまいました。

焼酎蔵がデンプン用を横取りしたとか、はたまた、農家が買い取り価格の高い方に横流ししたとか、いろんな噂が飛び交っていました。


そこで、焼酎蔵にでんぷん用と、焼酎用の芋は区別しましょうと

言うことで、でんぷん用は、シロユタカ、ダイチノユメ、シロサツマ、コナホマレを指定。

焼酎用は、コガネセンガン、ジョイホワイト、紅乙女などが指定されました。

会には、焼酎蔵、デンプン工場、農家、行政の方々が参加されて、「今後はそれぞれの原料さつまいもの確保に協力しましょう」との事で会は終わりました。


又、当日は原料用さつまいも競作会の入賞者の表彰式も同時に行われました


表彰式


原料用さつまいも栽培こよみ、


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